コロンビア人の日本観光ビザについて??
これまでにコロンビア人と日本で結婚する流れや在留資格について書いてきましたが、今回は以前夫が観光ビザで初来日した際の方法やコロンビア人の日本観光ビザについて綴りたいと思います。その頃は、まだ彼氏という関係でしたので、コロンビア人彼氏または彼女を日本へ招へいしたいとお考えの方はご参考ください。
日本のパスポートを持っているとあまり観光ビザのことは気にしないと思いますが、世界には日本へ旅行をするのに、ビザが必要な国があります。コロンビアもそのような国のひとつです。短期滞在ビザ(90日以内の滞在)は、観光,親族・知人訪問等で申請することができます。必要書類や申請の流れは在コロンビア日本大使館のWEBサイトで確認することができます。短期滞在ビザは、15日・30日・90日と種類がありますが、滞在日数が多くなればなるほど審査が厳しくなるようです。
ビザ申請のサポートや代行サービスを提供している行政書士事務所やエージェントはたくさんあります。無料相談やチャットサービスもありますので、もし何から手をつけてよいかわからない場合は問い合わせをしてみるといいかもしれません。スペイン語での書類作成や中南米諸国でのビザ申請で実績がある行政書士事務所やエージェントに絞って探すのもいいと思います。
私たちは知人訪問(私が招へい人となる招へいビザ)で、恋人であるコロンビア人を招へいしたいということを明記し、短期滞在ビザを申請することを決めました。全体的な流れはこのような感じでした。
- 短期滞在ビザ申請に必要な書類を日本とコロンビアで準備
- 書類を作成する
- 完成した書類を申請人へ国際郵便で送付
- 申請人が在コロンビア日本大使館でビザ申請
- ビザ審査開始(大体1週間~1ヵ月)
- ビザ結果がでたら、申請人が在コロンビア日本大使館へ受け取りに行く
- ビザを取得し、日本へ来日!
必要書類は、それぞれの状況により変わってきますが、私たちの場合は以下の通りでした。
<招へい人が日本で用意する書類>
- 招へい理由書(外務省WEBサイトよりダウンロード可)
- 招へい経緯書(一番重要な書類、なぜ申請人が日本へ来てほしいのか・知り合った経緯や時期、場所・交際に至るまでのエピソード・申請人が来日中に行う活動・予定など詳しく書きました)
- ホテル予約表及び滞在予定表(何月何日に何をするのか、その日の宿泊場所と連絡先を滞在日数分表にする)
- 恋人関係を証明する書類(写真・チャット履歴・TEL履歴など)
私たちは、「本邦に居住する身元保証人が支弁する場合」で申請をしました。以下が合わせて必要になる書類です。招へい人と身元保証人が同一の場合は、用意する書類が同じなら1点のみでOKです。
<身元保証人が日本で用意する書類>
1.身元保証書(外務省WEBサイトよりダウンロード可)
2.住民票(世帯全員の続柄が記載してあるもの)
3.所得証明書または課税証明書原本(役所発行)
4.確定申告書控えの写し(税務署受理印のあるもの)
5.直近の総所得額の記載のある納税証明書
6.銀行発行の預金残高証明書3ヵ月分(支出入の動きと現在の預金額がわかるもの、招へい人・身元保証人の預金額目安は100万円くらい)
7.雇用主発行の在職証明書
8.給与明細約3ヵ月分
8.航空券予約証明書(コロンビア出国から帰国までのすべての旅程を表すもの、航空券予約時の控えで大丈夫でした)
<コロンビア人がコロンビアで用意する書類>
- 査証申請書(在コロンビア日本大使館WEBサイトよりダウンロード可)
- 写真
- パスポート
- 申請人の身分証明書コピー(CEDULA)
こうして日本で用意した必要書類をコロンビアにいる彼の元へと送付しました。その後、彼が在コロンビア日本大使館でビザ申請→ビザ審査開始→ビザ受け取り。すべて完了するのにおよそ1ヵ月かかったと思います。そして、3ヵ月以内に日本に入国すればビザで許可された日数、日本滞在ができます。正直国際結婚の手続きよりも在留資格申請よりも、この観光ビザの申請が一番大変だったなと記憶しています。ですが、日本滞在はとても有意義な時間が過ごせたので頑張って良かったです!