Tu amiga Mikaela

コロンビア人国際結婚、配偶者ビザ、在留資格 etc...

コロンビア人との結婚②

前回、コロンビア人との結婚①の続きです。

 

さあ、ここから必要書類がすべて揃い、申請人も日本人も当事者2人が日本にいるという前提での結婚の流れを書いていきます。私たちは2週間で日本とコロンビアでの婚姻を成立させる計画を立てました。

 

婚姻届けを提出する日に、前回「コロンビア人との結婚①」に書いたすべての必要書類を持って、区役所にいきました。事前に電話で問い合わせた際、書類を揃えて持ってくれば事前に窓口で確認もできますと言われましたが、夫の日本滞在ビザの期日が迫ってるのもあり、時間的にタイトだったので、私たちは当日勝負でいきました。窓口で担当の方に書類をすべて渡し、確認をしてもらい、審査開始。

 

一通り審査が終わると、書類の翻訳について確認をされました。婚姻具備要件証明書(独身証明書)の翻訳文の中で人物名がスペイン語表記であること、またコロンビアの役場の住所などもカタカナ表記でないと受け付けられないとのことで受理は一旦保留とのことでした。他の書類はすべてOKをもらえました。私たちは何としてでもその日中の受理が必要でしたので、すぐに翻訳文を訂正し、再度申請へと向かいました。2回目はすぐに受理され、無事に日本での婚姻を成立させました。そしてその後、コロンビアでの婚姻届けの際に必要になる日本の役所発行の婚姻受理証明書ももらいました。半日で終えられると思っていましたが、訂正をしたこともあり、実際は丸一日かかりました。本当はそのあとすぐに外務省に行き、婚約受理証明書のアポスティーユ認証を発行してもらう予定でしたが、その日の外務省受付時間は終了してしまいました。

 

翌日、私たちは外務省へ行き、アポスティーユ認証の申請をおこないました。外務省の入り口では身分証明書(夫はパスポート)の提示を求められます。アポスティーユ認証申請の窓口に行くと必要事項を記入する用紙があります。番号札を取ってその用紙と婚姻受理証明書を提出すれば終了です。受け取りは、後日郵送してもらうか自分たちで取りに行くか選べます。自分たちで取りに行く場合は翌日に受け取りができます。私たちは翌日受け取りに行き、その後すぐにアポスティーユ認証と婚姻受理証明書をスペイン語翻訳しました。

 

コロンビアでの婚姻成立に向けてあともう一歩です。

私は夫が来日する前に、コロンビア大使館へ電話をし、必要提出書類と手順を確認しました。婚姻成立には、アポイントメントをとり、当事者2人がコロンビア大使館へ出向く必要があります。事前に必要書類のコピーをコロンビア大使館へ送付するように言われました。

以下必要書類:

・婚姻受理証明書(アポスティーユ認証済)+スペイン語訳 A4サイズコピー

・夫のパスポートと身分証明書(CEDULA)両面コピー

・私のパスポートと運転免許証 両面コピー

・メモ→コロンビア大使館に婚姻届けをするための書類という文言を書いたもの。私の電話番号と住所、氏名も記入。私たちはこの婚姻成立をできるだけ早くおこないたかったので、急ぎであることも一言添えました。

必要書類が届いたであろう翌日にコロンビア大使館の担当者から電話がかかってきました。いくつか候補日を言われますので、都合の良い日にアポイントメントをとりました。

 

当日、事前に送付した書類の原本を持ちコロンビア大使館へ行きました。窓口で要件を伝え、原本を提出します。何も不備がなければ、コロンビア大使に承認をもらえ、そこでコロンビアでの婚姻成立となります。コロンビアでの婚約受理証明書を発行してもらえます。無料でもらえるのは1枚ですが、その後の在留資格の申請も考えているのであればもう一部必要になります。値段は一枚1,000円くらいでした。手続きにかかった時間は全部で4時間くらいでした。ただ私たちの場合は、大使が休暇中であり特別措置が取られた関係でこの時間でしたので、本来はもう少しスムーズにいくかもしれません。

 

こうして晴れて、日本とコロンビア二国間での結婚が成立です!

当初の計画とは異なり予想外のことも起きたりしましたが、事前の下調べや書類収集をしっかりしていたので、無事に約2週間ですべての手続きを終えることができました。